乗り遅れるとヤバイかも！？美容先進国アメリカで流行している最新スキンケア最前線

有名デパートの目につくところにある、メンズ向けのスキンケア商品を取り扱うスペースが拡大の一途。男性でも美容に気をつかうことが一般的なことになりつつあります。少し前までは違和感を覚える人もいたであろう「メンズコスメ」という言葉も、今やすっかり市民権を得ているように思えます。

コスメやスキンケアなんて自分には関係ない。そんなふうに思っている男性が大半かもしれませんが、今後は女性と同様、美しい肌を持つ男性が好印象を持たれるようになるのは自然な流れと言えるかもしれません。すぐに本格的なスキンケアを始めるのには抵抗がある方も、まずは状況を知ることから始めてみませんか？美容先進国であるアメリカのメンズスキンケア事情についてご紹介します。

スキンケアは「メトロセクシャル」から社会人たる紳士の嗜みへ

少し前まで、スキンケアに気を使う男性というと、外見やライフスタイルに特別高い意識を持ち、美しくあることに多くのリソースを傾ける、いわゆる「メトロセクシャル」な人種として捉えられがちでした。ところが最近のアメリカでは、事情が少し違うようです。社会人として身だしなみを整える一環として、フェイシャルケアに取り組む“ごく一般的な”男性が増えているとのことなのです。

とりわけ営業をはじめとするサービス業に従事する方にとって、容姿に気を使うのは当然のこと。肌質を良い状態に保つことが好感度に影響し、仕事の成績を左右するという考え方が広まってきているのだそう。大切なのは美しいことよりも健康的・清潔感があるということ。闇雲に高価なものをチョイスするというよりは、天然素材を使ったコスメやエイジングケア効果があるものに注目が集まっているようです。

海外セレブに見るスキンケア事情

アメリカの男性の間でスキンケアが広まりつつあることの背景には、やはりルックスを商売道具としているセレブの影響があるようです。例えば、44歳（2017年9月の時点）とはとても思えないハツラツとしたルックスで知られる歌手・プロデューサーとして活躍するファレル・ウィリアムス。彼の美肌を維持する秘訣は、冷水で洗顔し引き締めること。その後、ドクターズコスメとして知られるGLYTONEの洗顔料を愛用しているのだそう。

また、人気俳優のブラッド・ピットは、毎日およそ1時間近くスキンケアに割いているようです。50歳を超えてなお若々しい容姿をキープするために、いくつもの高級コスメを併用しているとの噂です。KIEHL’Sの化粧水、DE LA MERのクリーム、さらにはBIOTHERMのアイセラムまで使うというこだわりよう。洗顔はもちろん保湿のためのマッサージまで徹底して行っているのだとか。なかなか真似はできませんが、身だしなみに高い意識を持つ姿勢はぜひとも見習いたいものですね。

やはり人気俳優のライアン・レイノルズが徹底しているのがUV対策です。2017年で40歳となった彼も、年齢を感じさせない美しい肌の持ち主ですが、彼が愛用しているのが、保湿効果のある日焼け止め。あえて高級なアイテムやサロンを利用せず、UV対策だけを重点的に行う彼のようなスキンケアなら、すぐに試せそうです。紫外線は肌に想像以上のダメージを与え、老化の原因になるといわれています。スキンケア初心者なら、まずはこの辺りから始めてみるのがよいかもしれません。

まとめ

男性と美容の関係がそんな風に様変わりするにつれて、女性が男性を見る目も当然のことながら変わってくるもの。近い将来、お肌の状態が、男性を評価する上で重要な条件になるなんてこともあるかもしれません。今すぐに始めるなら、遅すぎることはないはず。ぜひ毎日のスキンケアにすぐに取り組んで、好感度アップを狙ってみては？